外国人エンジニアと一緒に働く上で注意したいこと

外国人エンジニアと一緒に働くこととなった場合の代表的な注意点として挙げられるのが、文化の違いを尊重することです。当然ながら、外国人エンジニアの出身国は人それぞれであり、また同じ出身国であっても生まれ育った地によって風習が大きく異なることも十分にあり得ます。

日本人の大半は仏教徒、もしくは宗教に対して距離を置く無宗教ですが、外国人エンジニアが信仰する宗教は多種多様です。
複数人の外国人エンジニアが在籍している場合、それぞれが信仰する宗教がキリスト教とイスラム教とヒンドゥー教といった感じにきれいに分かれることも十分にあり得ます。信仰する宗教は行動に大きな影響を与える要素であり、外国人エンジニアの宗教に基づく行動に対して日本人が驚いたり、戸惑ったりすることも珍しくはありません。

外国人エンジニアが、日本人エンジニアを驚かすような行動をとることは十分に起こり得るのですが、驚いたり戸惑ったりしたとしても、その行動を安易に否定してはいけません。宗教や出身地の風習などからくる行動は、外国人エンジニア当人からすれば非常に大きな意味を持っている可能性が高いです。安易に行動を否定すると、大きなトラブルにつながりかねません。

特に、宗教に基づく行動を安易に否定するのは危険なので、外国人エンジニアの同僚となる場合は注意が必要です。
ときには、価値観の違いなどの理由で不満を感じることもあるかもしれません。しかし、できる限り相手を尊重し、一緒に働く外国人エンジニアの出身国を考慮した仕事上での接し方を心がけるようにしましょう。